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作家相片/影/

夏の終わり

十月に入っているにも関らず、炎天下の毎日。冷房から離れることも、家を出ることもできないくらいに熱い毎日。

リビングから覗ける夕方の空は、いつも心を晴らしてくれてます。でも、ゲームパッドを握ったままでは、外に出て写真を撮ることができないのですね。



二年前のこの時期に病気になっていました。かなりひどかったから、一週間も学校を休みました。

遊びに来たいとこたちから映った、腸炎でした。お医者さんの話によると、幼児が感染した場合は重症になりやすい一方、大人になるにつれ、腸炎がもたらす症状は軽くなるそうだ。十分に年を取ってるとは思っているが、自分の症状は大変でした。

二日間の熱に続くは水疱の発生でした。掌、肘、膝、蹠……体の何ヶ所に生えてて、どうしようもない状況でした。その頃は痛みで死ぬくらい苦しかったです。横になってるだけでも鋭い痛みがするし、歩行時は足裏の水疱に激痛が走るためまともに歩けませんでした。

一週間で学校に戻れたが、手の皮膚が滅茶苦茶だから手袋を着ていました。生活は不便の大盛りでした。

脱皮の過程(蛇?)に医者から「痕跡は三か月で消えるよ」と聞きましたが、二年後の今でもわずかに見えてます。淡くなってはあるが、消えるとは言えないかなと思っています。



昼と夜の間の空はとても綺麗な色をするから、見惚れてしまうことは常々あります。しかし、いつも高いビルに分けられた景色しか見えないのは残念なことです。

機会があれば、遮られていない空を見てみたいな。


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